文字サイズ

富山地区

img-header-toyama

富山地区は、江戸時代から河口港として北前船に利用され、周辺には当時の繁栄を偲ばせる歴史的景観地区があります。その後、大正から昭和期にかけて導流堤など大規模な改築工事が行われました。現在は石油製品の輸入・移入、中古車・リサイクル材の輸出などに利用されており、ロシア向けの中古車輸出台数は全国トップクラスです。こうした物流機能のほかに、緑地として富岩運河環水公園が整備され、重要文化財中島閘門を通る運河クルーズが運航されるなど親水空間としても利用されています。

沿革

慶長14年(1609) 神通川の本流が洪水により東に移動、現在の東岩瀬に流れ込んで以来、河口港として利用される。
元和7年(1621) 加賀藩の積卸港に指定される。
昭和14年(1939) 富山港が開港場に指定される。
昭和26年(1951) 国の重要港湾に指定される。
昭和61年(1986) 国の特定重要港湾に指定される。
平成10年(1998) 富岩運河の中島閘門(昭和9年建設)復元により国の重要文化財に指定される。
平成23年(2011) 港湾法改正により国際拠点港湾に指定される。
平成23年(2011) 日本海側拠点港湾に選定される。

主な事業

◆富山地区全景

富山地区(令和3年12月撮影)

◆事業内容